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液面計について
液面計選定及びアプリケーションについて
静電容量式液面計(高周波液面レベル計)
- 製品特許番号3557538
- 製品特許番号3841239
◎静電容量式液面計とは
絶縁物を2枚の電極でサンドにすると電極間にコンデンサ(※1)が形成されます。
このコンデンサの原理を応用し、当社のレベル計(※2)を作っております。
当社の液面計は2枚の電極の代わりに中心導体と金属パイプを使用し、電極構成しています。
パイプ内部に液体を入れていくとコンデンサ容量(いわゆる静電容量)が水位に比例して変化します。その変化量を電気的に変換し、出力信号として使用しているのが当社方式となります。
- ※1)コンデンサとは・・・
- 向かい合わせにした二つの電極の間を真空にするか、間に空気やプラスチック-フィルムなどの絶縁物をはさんで、大きな静電容量(キャパシタンス)をもたせた装置。電圧をかけると、電荷・静電エネルギーが蓄えられる
- ※2)レベル計とは ・・・
- あらゆる流動する物体の相互間の境界面の位置を測定する計器のこと
- 新発想から生まれた液面計
- 静電容量式を導入し、かつ1本1点制御の常識を打ち破り、
多点制御の実現、また、1本で無段階の制御をすることを可能にしました。
- 現場にやさしい構成と調整
- 構造がシンプルで設置場所を選ばず誰でも簡単に調整することができます。
- 御社仕様に合わせた設計
- 様々な可能性を求め、いろいろな現場に対応するプランからお手伝いいたします。
- サンプルを無償で貸出し
- 製品サンプルの貸出しを行っております。ぜひ1度お試しください。
詳細はお気軽にお問い合わせください。
◎従来の液面計との比較
従来の液面レベル計(例)
- ×浮遊物に影響を受けやすい
- ×フロートの劣化により測定値が安定しにくい
- ×タンク上部に場所が必要となる

タンジ製作所の液面レベル計
- ◎ほとんどの液体を測定できる
- ◎浮遊物(藻/苔など)の影響を受けにくい
- ◎上下限設定が容易にでき、無段階調整ができる
- ◎可動部が無いためメンテナンスが簡単
- ◎連続制御が可能
- ◎タンク容量に左右されず省スペースなのでタンクの小型化が可能
- ◎設置場所を選ばない
- ◎構造がシンプルで場所をとらない
- ◎取付け及び調整が簡単である
- ◎ダイレクトにシーケンサやリレー回路に入力する

◎液面計特徴比較一覧表
| |
フロート式 |
電極式 |
超音波式 |
振動式 |
他社
静電容量式 |
当社
静電容量式 |
| 安 価 |
○ |
○ |
× |
△ |
× |
○ |
| 取付場所・方法 |
× |
△ |
× |
○ |
× |
○ |
| 調 整 |
× |
× |
○ |
× |
○ |
○ |
| 連続測定 |
× |
× |
○ |
× |
○ |
○ |
| メンテナンス |
× |
△ |
○ |
× |
○ |
○ |
| 高温・高圧 |
△ |
× |
× |
△ |
○ |
○ |
| 浮 遊 物 |
× |
△ |
△ |
× |
△ |
△ |
| 波 |
× |
△ |
○ |
△ |
× |
○ |
| 泡 |
○ |
× |
× |
× |
× |
○ |
| 固 体 |
× |
× |
○ |
× |
○ |
○ |
| 粉 体 |
○ |
△ |
○ |
○ |
○ |
○ |
※1 使用条件により異なります。
※2 STB型使用時